SSブログ

1-4.延長された編年 [1.日本書紀の編年を解く]

天皇の在位の年数と崩御された歳が明確であるのは、飛鳥時代が始まった33代推古天皇以降である。124代昭和天皇は88歳で崩御され、在位年数は63年であり、推古天皇以降で、最も長い在位年数であり、最も高齢であられた。
表1在位と年齢.jpg                                    日本書紀には、各天皇の在位年数が全て記載されている。初代神武天皇から32代の崇峻天皇の間(神功皇后含む)で、昭和天皇より在位年数が長い天皇が8代ある。ベストスリーは6代考安天皇102年、11代垂仁天皇99年、仁徳天皇87年である。年齢が記載された天皇のうち、昭和天皇より高齢の天皇が7代ある。年齢のベストスリーは、垂仁天皇140歳、神武天皇127歳、崇神天皇120歳である。年齢の記載がない天皇も、皇太子に立たれた年齢が書かれており、崩御された年齢が計算出来る。それらを含めると14代の天皇が百歳以上である。天皇の在位年数と年齢から見ると、日本書紀は初代神武天皇から19代允恭天皇の間で歴史が延長されていると考えられる。 
                                                            (表をクリックすると大きくなります)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。